トピックス(天理市東部)

天理市東部を縦断する(2017.10.08)

 今回の募集ツアーは、当日午後から天理市文化センターで行われる「講演会」の前段として
計画されたものです。天理市中心部の見所を廻る場合、天理教本部施設を避けることは出来ないし、また当地で講演会を行うに際し、そうした施設や信者さん達のありように丁寧に向き合うのも当を得た企画だと思いました。

<行程>
近鉄天理駅→三島神社(三島町)→天理教教祖墓地(豊田町)→記念建物(三島町)→
天理教教会本部(同左)→西山古墳(杣之内町)→塚穴山古墳(同左) 約5.5km


 当日は暑い位の好天に恵まれました。参加者は不参者あり飛び入りありで総勢27名でした。定刻には班態勢も整い、それぞれガイドに従って出発して行きました。

集合風景
   <天理駅での集合風景>

 三島神社の主祭神は大山祇神。山の神でもあり、海の神でもあるのです。当社は、伊豆一の宮「三嶋大社」・伊予一の宮「大三島大山祇神社」と同系統の神社とも言われます。

三島神社にて
    <三島神社にて>            

 教祖中山みきの墓所。豊田山墓地の最高所にあり、箸墓古墳を望むことも出来ます。周辺は何時も綺麗に清掃が行き届いています。古墳ではありませんが、天皇陵並の風格があります。教祖は明治20年正月26日に没しました。毎月26日が月次祭となり、全国から信者さんが集まります。

教祖墓地の前で
    <教祖墓地の前で>         

 記念建物は布教を始めた当時の教祖の居宅等で、現在の教会本部神殿付近にあった建物4棟が移築・保存されています。宗教上の理由から全て撮影禁止です。

記念建物に向う参加者
 <記念建物に向う参加者たち>

 天理教教会本部は、親神様(天理王命)が人類を創造したとされる場所「おぢば」に建つ神殿を中心とした建物群です。ほぼ総ヒノキ造りで、神殿内部の中央に甘露台と呼ばれる6角形の木製構造物があり、訪れた信者はその周囲から礼拝ができます。

本部神殿に参拝する参加者
<本部神殿に参拝する参加者たち>

 西山古墳は全長185mを計る巨大前方後方墳。布留地区を通じて最大かつ最古(4世紀後半)の古墳です。被葬者はいずれ物部氏となる集団の始祖王であったと思われます。

西山古墳を前に
   <西山古墳を前に>

 西山古墳と周濠を接するように築造された塚穴山古墳です。60m余の大型円墳で、17mある巨大な石室下部が露出しています。6世紀末頃の築造ですが、被葬者は明らかに隣接する西山古墳を意識しています。

塚穴山古墳(1)
<塚穴山古墳を見学する参加者たち>

 本部神殿では全員が登壇して参拝するなど参加者のマナーも申し分なく、外見的にも好ましく映ったのでしょうか。「山辺の道(巡り)ですか?」コースも終盤、天理高校の前で2人連れの女子高生に声を掛けられました。教祖墓地をはじめ教会本部施設を見学させて貰い、間も無く終了となることを説明しました。「そうですか、有難うございます」彼女等として何かを感じたのでしょうか。ささやかな交流により募集イベントの在り方を改めて考えました。

                                          東エリア 田中昌弘  
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