ご好評ツアーの様子(大茶盛)

「大茶盛」の西大寺から菅原の里へ(2019.4.20)
   ~大茶盛を特別体験します!~


 近鉄西大寺駅なら徒歩3分の距離にある西大寺は、奈良時代に称徳天皇が創建した、薬師・弥勒の両金堂を始め、東西両塔を含む大寺でしたが、平安時代には衰退し、鎌倉時代の叡尊により再興され、「大茶盛」で広く知られたお寺です。その西大寺の歴史を振り返り、大茶盛を体験します。又、菅原氏の拠点であったあったとされる地域の菅原天満宮、菅原寺(喜光寺)等を訪ね、最後に垂仁天皇陵を訪ねるコースです。
 好天に恵まれ、古刹、神社、遺跡、古墳を散策する奈良ならではのツアーでした。

[行程]
近鉄大和西大寺南口 ⇒ 西大寺 ⇒ 八幡神社 ⇒菅原道真生誕の地 ⇒ 
菅原天満宮 ⇒ 喜光寺 ⇒ 菅原はにわ窯公園 ⇒ 垂仁天皇陵 ⇒ 近鉄尼ヶ辻駅 
(約4.0km)

 当日は好天の下、40名の方に参加頂き、5班に分かれ、上記コースを巡りました。
以下に、そのガイド風景をご紹介します。

CIMG4958.jpg CIMG4961.jpg   
西大寺駅南口で、受付場所をご案内。    受付場所来られた参加者の皆さん。                
                                
CIMG4964.jpg CIMG4968.jpg 
受付後、順次班毎に、西大寺へ出発。          程なく、西大寺に到着。                

CIMG4969.jpg 
境内伽藍案内図を前に、西大寺の沿革、歴史を説明。
        
CIMG4973.jpg 
東塔跡で。五重塔は鎌倉時代に再建されるも、1502年に焼失。元々は八角七重の計画であったことを八角の葺石で説明。 
   
CIMG4976.jpg CIMG4974.jpg      
当日は好天に恵まれ、ガイドの場所は木陰も利用しました。

CIMG4977.jpg  
愛染堂の前で、叡尊の念持仏、愛染明王像と興正菩薩叡尊坐像(国宝)を説明。  

CIMG4980.jpg
本堂に入り、お寺から西大寺の沿革の説明を受け、釈迦如来立像、文殊菩薩騎獅像等の仏像を拝観しました。
 
CIMG4986.jpg CIMG4997.jpg
光明殿に入り、僧侶より叡尊が始めた「大茶盛」の由来の説明を受けた後、皆さんの前でお茶が点てられました。 

CIMG5011.jpg CIMG5002.jpg 
 大茶椀のお茶を隣の人に助けてもらいながら味わっておられました。お茶は大変美味しいと評判でした。

CIMG5018.jpg CIMG5019.jpg    
 西大寺の鎮守であった八幡神社に到着。主祭神:気長足姫命、誉田別命、玉依姫命。
 叡尊が修正会の結願のお礼に八幡神社に献茶。その折、参加者にも振る舞ったのが
「大茶盛」の始まりです。

CutCIMG5021.jpg CIMG5022.jpg  
菅原天満宮遺跡天神掘(伝菅原道真産湯の池)
 京都から元々の拠点であったこの地に戻った菅原道真の母親が道真を生んだ場所として言い伝えられています。尚、菅原道真生誕の地は、菅原院天満宮神社(京都市)、吉祥院天満宮(京都市)等、諸説があります。

CIMG5025.jpg CIMG5023.jpg  
菅原天満宮:祭神(天穂日命、野見宿禰、菅原道真)
 菅原天満宮は、菅原の地を本貫とする土師氏がその祖先を祭ったことに始まります。 天穂日命→野見宿禰(大相撲の祖)→土師氏→菅原道真に至る菅原道真の系譜を説明すると共に、菅原道真が大宰府に左遷された経緯を説明しました。
 又、後で見学する「菅原はにわ公園」の事前知識として、野見宿禰は、殉死の風習に代わる埴輪を提案したことを説明しました。尚、菅原天満宮の南門は修理中でした。

CIMG5026.jpg CIMG5028.jpg    
喜光寺南大門と南大門から本堂を望む 
 古くは、この一帯が菅原氏の治領であったことから「菅原寺」と呼ばれていましたが、聖武天皇が参拝された折り、本尊から不思議な光明が放たれた事から「喜光寺」と改められたと伝わります。晩年「喜光寺」に隠遁した行基は749年、本寺東南院にて82歳で入寂。

CIMG5032.jpg CIMG5033.jpg   
菅原東遺跡(菅原はにわ窯公園)
 古墳時代後期の埴輪窯跡が6基発見された。土師(菅原)氏がこの地に居住し、古墳築造・埴輪の製作に従事した事が裏付けられる遺跡です。復元移築された3号窯の内部を見学しました。

CIMG5041.jpg CIMG5046.jpg                                        
垂仁天皇陵の周濠を歩く参加者の皆さん
 垂仁天皇陵の周濠の南東部は江戸時代(?)に拡張されています。その外堤の一部が残され現在も小島として残っており、伝田道間守の墓として伝わっています。

 伝田道間守の墓を見ながら、班ごとに解散しました。お疲れ様でした。

ご挨拶

奈良まほろばソムリエの会        ガイドグループ

奈良まほろばソムリエの会        ガイドグループ

NPO法人
奈良まほろばソムリエの会

奈良に精通する人材を認定する「奈良まほろばソムリエ検定」(奈良商工会議所主催)の最上級「奈良まほろばソムリエ」の合格者をはじめとする奈良を愛する人々の集まりです。