ご好評ツアーの様子(巨勢の道)

つらつら椿を愛でる巨勢の道(2018.4.8)

巨勢路は飛鳥から五條を経て、紀伊あるいは吉野に至る古代の一級道路である。
古代豪族・巨勢氏がこの地を本拠地とした。万葉集に詠われた「つらつら椿」を愛でながら、
その首長たちの墳墓や氏寺などを訪ねる。

<行程>
近鉄葛駅→新宮山古墳→安楽寺塔婆→安楽寺→巨勢寺跡→権現堂古墳→
阿吽寺(昼食)→川合八幡神社→水泥古墳→近鉄薬水駅 (約7.5Km)

4月8日、好天ながら冷え冷えとした天候で、ほとんどの方はダウンジャケットを着ていました。 ご参加26名の皆さんの内、女性は17名と大半を占める。

葛駅集合 新宮山古墳へ
午前10時に4班に分かれて、近鉄葛駅をスタート。

羨道に入る 新宮山古墳
<羨道を進む>             <新宮山古墳>
新宮山古墳には石棺が2基ある。天井にコウモリがいてびっくり。
古墳は初めてだという人も多く、皆 さん興味津々の様子。

安楽寺塔婆<安楽寺塔婆>
鎌倉時代に建立されたとされる三重塔。江戸時代に
初層のみを残して宝形造の屋根に改装された。


巨勢寺跡 巨勢寺心礎
<巨勢寺跡>               <心礎>
巨勢氏の氏寺とされ、塔跡と心礎が残る。
寺域は東西100m、南北200mと大規模であったと判明した。

権現堂古墳 権現堂古墳石枕
<権現堂古墳>             <石枕>
石室の奥壁側が破壊されており、奥壁側から石室内を見る。刳抜家形石棺の中に、奈良では珍しい石枕が造り込まれている。皆さんライトを照らして真剣に見ておられました。

つらつら椿 「つらつら椿」歌碑
<阿吽寺のつばき>          <犬養孝揮毫の歌碑>
「巨勢山のつらつら椿つらつらに見つつ偲ばな巨勢の春野を」     万葉集 巻1-54

「つらつら椿」を愛でながら昼食。 満開に近い状態だったので、皆さんご満足の様子。

川合八幡神社
<川合八幡神社>
川合八幡神社の祭礼は「ヒキアイモチ行事」。
餅の入った「コグツ」を引き回した後、
男たちが奪い合う勇壮な行事だったとか。


水泥南古墳 水泥古墳蓮華文
<水泥南古墳>             <石棺の蓮華文>
西尾さんご夫婦に暖かくお迎えいただく。 敷地内にある水泥南古墳には奥様にご案内いただく。今木双墓(いまきのならびばか)と呼ばれ、蘇我蝦夷と入鹿の墓とする説があるが、実際の年代と合わない。

水泥北古墳
<水泥北古墳>
水泥北古墳は西尾さん邸の裏庭にある。
石室の中に入り、その大きさを体感していただく。


水泥古墳から薬水駅まで10分ほど歩き解散。天候にも恵まれ、皆さんご満足の様子でした。

お客様アンケートからの抜粋:
「今回始めて古墳の中に入らせてもらったが、これ程興味深いものとは知らなかった」、「一人では行きづらいところにも行くことが出来て良かった」、「見所も多く変化があり、ツアー企画深耕の技あり」、「よく調べられていた」。
と概ね好評価をいただきました。ガイドのし甲斐があったと、一同大変嬉しく思っています。
ご参加の皆様、ありがとうございました。

文/写真 ガイドグループ 河井勇夫

ご挨拶

奈良まほろばソムリエの会        ガイドグループ

奈良まほろばソムリエの会        ガイドグループ

NPO法人
奈良まほろばソムリエの会

奈良に精通する人材を認定する「奈良まほろばソムリエ検定」(奈良商工会議所主催)の最上級「奈良まほろばソムリエ」の合格者をはじめとする奈良を愛する人々の集まりです。