トピックス:郡山百万石の城下散策(2016.10.30)

郡山百万石の城下散策(2016.10.30)

テーマは、「筒井順慶や豊臣秀長が造った城と町並の残影を訪ねる」
大和では唯一本格的な城下町郡山。大火や戦災にも遭わず、今も風格ある街並みをとどめています。城に攻め入るつもりで散策します。

<行程>
JR郡山駅→外堀公園→薬園八幡神社→源九郎稲荷→旧川本邸→箱本館「紺屋」→こちくや→本家菊屋→郡山城跡(追手門→城址会館→柳沢文庫→天守台前→柳沢神社→三の丸跡)→やまと郡山城ホール

10月30日、雲ひとつない秋空、絶好の散策日和です。42名の皆さんにご参加をいただきました。今回は対話式のガイドができるよう、少人数のグループを組み、出発します。

外堀公園
      <外堀公園>

郡山城の外堀は、文禄年間に増田長盛が秋篠川の流路を東に移して、その跡地を利用したもの。江戸時代の絵図を用いて説明します。今は気持ちの良い遊歩公園になっています。

源九郎稲荷 コマ狐
     <源九郎稲荷>            <笑うコマ狐>

源九郎稲荷の白狐は、源平時代には佐藤忠信に化け、静御前を吉野の源義経のもとに送り届けた功績で、源九郎の名を賜ったともいわれています。定番「義経千本桜」のご縁で歌舞伎役者もよく参拝されるとお話しすると、参加者の皆さんに興味を持っていただけました。

箱元館 郡山)箱元館
     <箱本館「紺屋」>          <箱本館「紺屋」>

箱本館「紺屋」 は、箱本十三町の一つ紺屋町の染物屋を修復した建物。可愛らしい金魚にちなむコレクションが女性の参加者に人気でした。

郡山)菊屋
     <本家菊屋>

本家菊屋は創業1585年の和菓子の老舗で、豊臣秀長が兄の秀吉に献上した「御城之口餅」などが名物です。1855年に再建された店舗は趣があって素晴らしく、参加者の皆さんは写真を撮っておられました。

市役所前
     <市役所前>

市役所前で、これから向かう郡山城跡について説明します。地図の片側を参加者の女性が持って下さいました。ご親切に、ありがとうございました。いざ、郡山城に攻め入ります!

追手門
     <追手門>

郡山城の築城400年を機に再建された追手門と、それを守る追手向櫓、多聞櫓、追手東隅櫓。侵入した敵を殲滅する"枡形″の説明には力が入ります。特に男性の参加者に熱心に聞いていただけました。

郡山)城址会館
     <城址会館>

城址会館は、明治41年に完成した奈良県立図書館を移築したもので、橋本卯兵衛設計、近代和風建築の傑作といわれています。左右対称の翼楼や車寄せが見どころです。

天守台
     <郡山城天守台>

郡山城天守台は、現在、石積みの歪みを直す修復工事と、展望施設工事が行われています。「登れなくて残念!」とのお声をたくさんいただきました。完成予定は平成29年3月末です。ぜひ、また、郡山城にお越しください。

郡山城跡を巡り、やまと郡山城ホールで解散しました。今日の歩程は約4キロ。お疲れさまでした。

お客様のアンケートからは、「小グループのガイドで、説明が詳しくわかりやすかった。」「何度となく通った街並や道路でしたが、説明を聞きながら歩くと、深く知ることができ、大変良かった。」「いろんな歴史が聞けて楽しかったです。」「また、よろしくお願いします。」との感想をいただき、ガイド一同、大変嬉しく思っています。ご参加下さった皆さま、ありがとうございました。

午後からは、奈良まほろばソムリエの会主催の「なら記紀・万葉を味わい楽しむシリーズ講演会」(第6回)が行われました。(講師:奈良県立橿原考古学研究所所長 菅谷文則氏、演題:『倭国の女王 卑弥呼』) ガイドツアーに参加された多くの皆さんが引き続きご出席くださり、椅子を別途用意するほど盛況でした。
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